会 長 柗嵜 典孝
「第七回書道チャンピオン大会を前にして」
NO 415 2025年1月号より
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理事 那賀 修司
「チャンピオン大会に向けて」
NO 414 2024年12月号より
チャンピオン大会予選大会が終わり、決勝大会まで一ヶ月半となりました。みなさんが安心して大会に参加できるよう準備にがんばりたいと思います。 さてこれから決勝大会当日までにどのような事をすればいいのか思いつくままに書きたいと思います。 まず何を書いて練習したらいいか分からない人が多いと思います。手始めに、これまで習った漢字をもう一度書いてみましょう。書く時には、ただ書くのではなく、画の長さや方向、交わり方、接し方、間かくに目をむけましょう。書写の教科書の後ろの方に、毛筆でこれまで学んだ漢字が出ていますので参考にしてください。ただ高学年になるにつれて、これまで習った漢字が多くなるので全部練習するのは大変ですね。でも大丈夫です。漢字は大きく左右、上下、内外からなる漢字、三つの部からなる漢字に分かれます。そしてそれぞれ、それらの漢字を整えて書くためのきまりが教科書やこの「大分県書写」には必ず分かりやすく書いていますので、それを理解してください。きっと役立つと思います。もちろん漢字の宿題もいい加減な文字で書かないことですね。ちなみに、決勝大会の課題は例年、今年流行した言葉や、大分合同新聞の記事から出されていることが多いです。新聞を読んだり、ニュースを見たりして予想するのもいいですね。さらに昨年のこのコーナーで樋口先生が書かれていたように、名前の練習はしっかりしておくといいです。 次に、準備も大切です。毛筆で参加する人は、硯をきれいにしたり、筆の手入れをしたりして当日を迎えましょう。きれいな道具からきれいな文字が生まれます。 ここまでいろいろ書いてきましたが、この大会の意義は入賞を目指すだけではありません。大勢の人が見守る緊張感の中で、自分の実力が発揮できるかどうかを試す場でもあります。この経験は将来、みなさんの人生の中で必ず生きる場があるはずです。 では来年一月十二日レゾナック武道スポーツセンターでみなさんと会えることを楽しみにしています。
理事 薬師寺 文博
「書写」を楽しく学ぶために・・・
NO 413 2024年11月号より
一学期の終わりに母校の大道小学校に「書写」のボランティア授業に行きました 。 校区のボランティア活動の一つで、少しでも子どもたちの役に立てるならと快く引き受けました。三年生三クラス、それぞれ三回の授業。久しぶりの母校は数年前に建て替えられてドキドキ、ワクワクしながら教室に向かいました。子どもたちも緊張した様子でしたが、自己紹介の時に「先生も卒業生ですよ」の一言で一気に打ち解けお互いの緊張もほぐれました。 「毛筆」の学習が始まったばかりで、まず始めに筆の正しい持ち方を確認しあいました。それから点画の書き方を手を使って「空書」し筆の運び方をリズムに合わせて何回も繰り返して確認しました。 最終目標である「折れ」の学習に向かって一回目から二回目、三回目と段々とギアを上げていきました。 授業の中では実際に筆の動き、書字過程を動画に撮影してスクリーンに大きく映し出し、みんなで確認しながら真剣に取り組みました。 限られた時間での学習でしたが回を重ねるごとに筆を持つ楽しさを感じてくれたよに思います。 今回の授業を通して、やはり用具取りあつかいがとえも大切だと感じました。次の授業を気持ちよく楽しく行えるよに特に片付けの時、筆の洗い方、そして洗った後の手入れがとても重要だと思います。 「大分県書写」で学んでいる皆さんはおけいこの後の用具の手入れを大切にしていますか。きちんとでくると次のお稽古の時きっと気持ちよく用具を使えて楽しく毛筆に取り組めると思います。 今、皆さんが使っている用具の状態をそれぞれ今一度チェックしてみてくださいね。
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